2005年 05月 05日
52000kmを走り、とっくに限界の来た駆動系を交換した。部品取り用のWに、ほとんど使用していないFRスプロケット、チェーンの3点セットが装着されていたので、移植する。 はじめは、チェーンカッターを購入し、チェーンを切ろうかなと考えたのだが、ドライバーズスタンド2輪館府中店の店員に相談すると、「チェーンは元々切ったものを再利用するものではないし、失敗する可能性もある。スイングアームを外せば切らずに交換出来ますよ」とのことなので、切らない方向で交換する。 結論から書けば、スイングアームの取り外し、取り付けは、意外と簡単だった。今回3回に分けたが1日あれば、整備は元より部品の清掃まで出来ると思う。また技術的には、後輪を外せる人なら出来る範疇の整備だ。ただし、特殊な大きさのヘギサゴンレンチを2種類用意しなければならないが(左右で径がちがう)。 外したスイングアームを点検したところ、問題はなさそうに見えた。ベアリンググリスを持ってなかったのでグリスアップ出来なかったのと、後輪のゴムのダンパーを注文してなかったので5万kmちかく走ったものをそのまま取り付けざる終えなかったのが残念だった。 左が旧。押すと歯が半分以上露出。限界を過ぎ、危険な香りすら・・・。このくらいヘタルと、200km走行くらいで、チェーンの張りを調整しなければならなくなった。右は新。走行2、3千kmくらいか。押しても隙間が開かない。 Fスプロケカバーを開けると、長年の泥が・・・。油の混じった泥がこんなに分厚く(右)。 左画像。新スプロケ。アファム製。17T(Tは歯の数)。ノーマルは15T。ケースギリギリなのがわかる。以前、このスプロケとチェーンの間にタオルが絡まり、クラッチリリースシャフト(スプロケ左側すぐそばに見える)とチェーンが接触。クランクケースにヒビが入り、Wが廃車となった(オイルラインに達していたので溶接不能)。よってFスプロケの歯を大きくするのはお勧めしない。 右画像は、アファムとノーマル(右)の比較。ノーマルには騒音対策であろうゴムが両面に張り付いているのが分かる。 「COERCE」のジュラルミン製スプロケット。持っただけでも鉄のノーマルとの重量差がわかる。40T。ノーマルは37T。前後スプロケの歯数を変えることにより、ギアレシオをロングにした。給排気チューンを施し馬力が上がっているのでギア比の最適化を図った訳だ。詳しくは別項で述べるが、街中ではロング過ぎ、というのが結論。 ドラムシューも交換。「べスラ VB-413」W650他用(左。右は役目を終えたノーマル)。2793円(ドライバーズスタンド2輪館府中店調べ)。しかしよく5万kmちかくもったものだ。ノーマルは鳴りが酷いので、べスラ、期待してます。 写真、肝心なのが抜けてるとお思いでしょうが、撮りながらの整備て、大変なのですよ(泣
by xxbravoxx
| 2005-05-05 16:47
| 整備
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